盲導犬ユーザーの日常

盲導犬ユーザーの1日や盲導犬の豆知識について紹介します。
盲導犬ユーザーの1日を覗いてみよう
夫と小学生の子ども、パートナーの盲導犬と3人と1頭で暮らす、盲導犬ユーザーAさん(女性・主婦)。右目はほぼ見えず、左目は中心がぼんやり見えるAさんと盲導犬の1日の生活を覗いてみましょう。

6時00分起床・パートナーの排泄・餌やり
ユーザーの起床時間に合わせて、盲導犬も起床です。まずはパートナーの排泄と餌やりから1日がスタートします。
盲導犬はなにを食べるの?
盲導犬のごはんはドッグフードのみ!朝と夕方の1日2回、その犬の体型維持に適した量をきちんと計ってあげています。

7時00分家族の朝食・お弁当作り
朝は、お家の家事でも大忙しです。その間パートナーの盲導犬はのんびりお休み中。
見えなくても料理や洗濯はできるの?
やり方を工夫したり、電子レンジや便利グッズを活用するなどして、料理、洗濯などの家事もこなしています。
<料理の様子>はこちら
9時00分排泄とブラッシング
お出かけ前に排泄は済ませて、余分な抜け毛もお家で落としてから外出します。

10時00分出発、買い物へ
お店までは盲導犬と一緒に、お店についてからは店員さんのサポートなどを受けながら買い物をします。
暑い夏の外出には…
・外出は早朝か、日がすっかりかたむいてから ・道路の状態は手で触って確認する ・外出時には、日陰の多いルートを選んで歩く ・冷たい水を持ち歩きこまめな給水を行う ・日陰でこまめに休む、冷房のきいたショッピングセンター、コンビニエンスストアを利用する

13時00分帰宅、家の掃除や洗濯、パートナーの排泄など
16時00分パートナーの排泄後、お散歩へ
盲導犬とお家の周りをお散歩するのも、盲導犬と歩く立派な目的です。犬の運動量確保のためにもとっても大切です!

17時00分帰宅後、夕食の準備
18時00分排泄、餌やり、ボディチェック
1日の終わりには、パートナーの全身をさわって、ケガや異変がないかなど確認します。

23時00分就寝前に排泄
盲導犬 豆知識
豆知識 01遊びも大切なコミュニケーション
盲導犬はユーザーと24時間一緒に生活しています。歩行誘導を行うのは主に外出時で、実際に歩いている時間は1日あたり数時間程度です。勤務先などの目的地ではユーザーのそばでくつろぎながら待機し、自宅ではハーネスを外して甘えたり、おもちゃで遊んだりしています。歩行誘導の時間だけでなく、こうした時間もユーザーとの大切なコミュニケーションの機会になっています。
豆知識 02犬の服はTPOにあわせて着用
盲導犬に服を着せてお出かけをしているユーザーもいます。これは、犬の身体が汚れないようにするための工夫であり、犬の毛が周囲に飛ばないようにするための配慮でもあります。しかし、犬によっては、服を着ることがかえってストレスになってしまう場合もあるため、ユーザーは、パートナーの特性と、時間、場所、場面を考えながら、服を着せて行くかどうかを判断しています。
豆知識 03トイレは我慢をさせないよう定期的に
盲導犬は、人の指示で排泄をする習慣を子犬のころからトレーニングしています。犬に我慢をさせることがないように、定期的に排泄を促しています。犬によって個体差はありますが、おおむね1日に5〜6回程度です。夏場で普段より水を多く飲んでいる場合には、排泄の回数も増やすなど、ユーザーが適切に管理しています。 また、「排泄ベルト」という、道具を使って排泄をさせるトレーニングをしている犬もいます。ベルトにはビニール袋が取り付けられており、犬のお尻に装着することで袋に排泄物がおさまり、地面を汚すことなく処理することができます。屋外だけでなく、多目的トイレなど屋内の適宜な場所で自由に排泄をさせることができます。





