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公益財団法人日本盲導犬協会

盲導犬について

目の見えない人・見えにくい人が安全に歩けるように

目の見えない人・見えにくい人が行きたい時に行きたい場所へ出かけられるように、盲導犬は障害物を避けたり、段差や角を教えたり、安全に歩くためのお手伝いをします。道路交通法や身体障害者補助犬法という法律でも認められていて、目の見えない人・見えにくい人と一緒に電車やバスに乗ったり、お店などに入ることができます。

目の見えない盲導犬について人・見えにくい人が安全に歩けるように

盲導犬は大切なパートナー

盲導犬は生き物ですから、食事やトイレの世話、シャンプーやブラッシングなど、大変なこともあります。でも、安全に歩くことを助けてくれるだけでなく、手を伸ばせば温かなぬくもりも与えてくれます。盲導犬は、盲導犬ユーザーにとって大切なパートナーであり、家族の一員なのです。

盲導犬は大切なパートナー

盲導犬は大切なパートナー

法律で定められた盲導犬

1978年(昭和53年)の道路交通法の改正を機に盲導犬に関する実体規定が定められました。車両の一時停止や徐行の義務により、道路通行上も保護を受けています。盲導犬は、「身体障害者補助犬法」(平成14年10月施行)に基づいて認定された犬で、特別な訓練をうけています。ですから公共施設や交通機関をはじめ、飲食店やスーパー、ホテルなど様々な場所に同伴することができます。
盲導犬の受け入れ・法律について

ハーネスは盲導犬のシンボル

盲導犬が体につけている白い胴輪をハーネスといいます。ハーネスを通して盲導犬の動きが盲導犬ユーザー(使用者)に伝わり、安全に歩くことができます。たとえば、ハーネスが少し左に動いて止まると左に角がある、ハーネスが少し上に動いて止まると昇りの段差か階段がある、というようにハーネスの動きから伝わる情報が目の見えない人・見えにくい人の安全な歩行を支えます。

写真:ハーネスハーネス
仕事をしている時は必ず身につけています。

盲導犬は基本的には、人の左側を歩きます盲導犬は基本的には、人の左側を歩きます
(場合によっては異なることがあります)

戦後に始まった日本の盲導犬訓練の歴史の中で60年間にわたってU字型ハーネスが使用されてきました。2014年にユーザーにとって使いやすい形態の「バーハンドル型ハーネス」に改良され、現在多くのユーザーが使用しています。

【バーハンドル型ハーネスの特徴】

  • 腕のねじれが解消され体への負担が減る
  • 1本の棒状なので、白杖と同じ感覚で握れて情報もつかみやすい
  • 人が立ち位置を変えなくても、握りをスライドさせることでポジションの調整ができる

ポジションの比較

2010年12月に盲導犬ハーネスに関する道路交通法も改正され、日本全国の盲導犬育成団体でもバーハンドル型ハーネスの使用が認められました。
2014年に国際盲導犬連盟(IGDF)で発表した資料はこちら

他にもこんなものが

盲導犬であることが外から見てわかるように、表示の義務があります。車の運転免許証が必要なように、盲導犬の運転免許証である「盲導犬使用者証」や「身体障害者補助犬健康管理手帳」を盲導犬ユーザーは、携帯しています。
厚生労働省 > 身体障害者補助犬の概要・利用方法

写真:ハーネスバッグの表には「盲導犬」と表示されていますハーネスバッグの表には「盲導犬」と表示されています
(Illustrated by 佐々木トオル)

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