応援メッセージ
カメラマンのリクエストにも「(ハーネスをつけている時は)触ってはダメなんです」と、盲導犬に触れることはありませんでした
宮本選手が、日本のプロ野球球団に所属する人の社会貢献活動を表彰するゴールデンスピリット賞を、受賞されました。表彰式の様子をリポートします。
※盲導犬くらぶ73号(2014年1月15日発行)に掲載された宮本さんからの応援メッセージを紹介します。
11月22日、ホテルオークラ東京で行われた報知新聞社主催の第15回ゴールデンスピリット賞の表彰式に、協会からも職員2人と盲導犬ユーザー2人、PR犬が参加しました。
賞賛の中表彰された宮本選手は、野球をしている時と変わらぬ真摯な様子でした。壇上に上った表情はどことなく張り詰めていましたが、お祝いの席の中に盲導犬ユーザーを見つけるとその表情は和らぎました。受賞のコメントの中で、アイマスクをつけての盲導犬歩行を「実際に歩いてみると恐怖心がありました。相当な信頼関係がないと成り立たないと実感しました」と語り、選考委員もその信頼関係が野球選手同士の信頼関係に通ずるとコメントしました。
当協会のユーザーを代表して挨拶した丸山さんは、お祝いの言葉と共に「あつく感謝しております」と直接お礼の気持ちを伝え、あらためて「色々な方の支援があることを肝に銘じながら元気に過ごしていきたい」と述べました。
沢山の方が集まるものものしい雰囲気の中、落ち着いてダウンしている盲導犬の隣に緊張の面持ちで座っていたのは伊豆から駆け付けたユーザーの水口さん。それもそのはず。3人の息子全員が野球をしており、自身も大学まで野球一筋。懇親会では、パートナーやお互いの子どもの話など、気さくに話して下さる長嶋監督と宮本選手の暖かで優しい雰囲気に「一流の選手は人間も一流」と感慨ひとしおでした。
宮本選手のおかげで、多くの方に盲導犬を知っていただく機会に恵まれました。今後も盲導犬育成の応援を続けていくとお約束くださった宮本選手。その熱い思いに恥じない活動をしていきたいと思います。
ご支援ありがとうございます!
2008年より「1安打1万円」、計698万円を、更には今回の副賞の200万円もご寄付くださいます
左から宮本選手、ユーザー丸山さん、水口さん、長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督
賞をいただくためにやってきたわけではないですが、このような立派な賞をいただけてうれしく思います。 表彰式で盲導犬ユーザーとの交流があり、あらためて信頼関係と凄さ、素晴らしさを実感しました
野球解説(評論家)。これからは支援はもちろん、訓練センターへの訪問も考えてます。地道な仕事だと思いますが盲導犬を待っている方たちの為に頑張ってください。私もできる協力はさせていただきます
●宮本慎也(みやもと・しんや)
1970年大阪府生まれ。
95年にヤクルトへ入団し内野手として活躍。3度の日本一に貢献し、12年には通算2000安打を達成。ゴールデン・グラブ賞には遊撃手と三塁手で計10度輝いた。
2013年現役を引退。