「盲導犬受け入れ拒否」48%のユーザーが経験~全国調査が実施されました
2025年 3月 26日
ニュース今年1 〜2月、認定NPO法人全国盲導犬施設連合会(以下、連合会)により、「盲導犬受け入れ全国調査( 2025)」が実施されました。対象は、連合会に加盟する8つの盲導犬育成団体(当協会を含む)の盲導犬ユーザー576人。各育成団体が所属ユーザーへ聞き取り調査し、連合会が回答をまとめて、結果を発表しました。2020年以来、2回目の全国調査です。

調査の結果、48%にあたる276人が、昨年1年間のうちに飲食店の入店拒否や交通機関での乗車拒否など「盲導犬の受け入れ拒否を受けたことがある」と回答しました。前回の52%から横ばいの状況です。受け入れ拒否以外にユーザーが社会的障壁と感じることとしては「タッチパネル操作ができない」という回答が目立ちました。
こちらから、ぜひご一読ください。
盲導犬受け入れ全国調査(2025)【結果報告書】
障害者差別解消法の改正で、民間事業者による合理的配慮の提供が義務化されてから1年。協会は今後も各盲導犬育成団体と協力して、視覚障害者への理解促進をさらに進めてまいります。