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人と犬の健康のために ~暑さ対策~

2018年7月27日 ニュース

 今年の暑さはひときわ厳しく、皆さまから「盲導犬の暑さ対策はどうしているの?」などのご質問をいただいております。人も犬も健康で過ごせるよう、協会では訓練時から様々な工夫をすると同時に、盲導犬ユーザーへも暑さ対策の指導・周知を行っています。
 今日はその一部を紹介したいと思います。

犬が歩行している写真

 盲導犬訓練士は、1人4~5頭の犬を担当していて、季節を問わず普段からかなり歩きます。この時期はさすがに、犬も人もバテてしまうので、早朝5時から訓練を開始しています。場所によっては夜間に歩行をしたりと、各訓練センターで人と犬の健康を考えて工夫しています。

 時間帯によってビルの日陰になるコースを入念にチェックしていたり、地下道を利用したり、場所にも配慮します。移動用の車には扇風機が付いていて、よろずで日よけをしたり、凍らせたペットボドルで室温上昇を防いだり、またマイボトルに氷を携帯していて、犬たちの状況を見て適宜に食べさせてあげたりと、訓練士たちのこまやかな愛情が伝わってきます。

 また犬用の靴があることをご存知ですか?
 ユーザーも通勤や通院など、どうしても外出をしなくてはならない場合もあります。そんなときに犬の足裏を保護するために犬に靴を履かせられるよう訓練もしています。犬たちは人のようにすんなり靴を履いて歩いてくれるわけではなく、訓練の段階から少しずつ慣らしています。靴だけでなく訓練時には犬の体を冷やすクールベストを着用させています。これは冷たさを感じなくなったら、また水につけると冷たくなるスグレモノです。

靴とベストを身に着けた犬

 こうした工夫は盲導犬ユーザーも同様に行っていて、訓練士が指導も行っています。
 共同訓練の際に、犬の靴の履かせ方、クールベストの扱い、犬の体調を確認するためのやり方、そしてあってはいけないことですが、イザという時大切なパートナーの命を守るための応急処置についても講義をしています。夏前には、全ユーザーに対して電話やメールで暑さ対策や犬の健康管理について注意喚起を行うなど、コミュニケーションも大切にしています。

バスに乗車したユーザーと盲導犬

 この時期ユーザーも不要不急の外出は避け、外出の必要がある場合でもバスやタクシーを利用して屋外の歩行は短時間にするなどパートナーを気遣っています。犬用の水や氷も持参して、こまめに日陰や冷房のきいた場所でクールダウンさせたり、公園の木立の間を抜けて歩行ルートを工夫したりしています。おそろいのバンダナで首に保冷剤をまいている方もいました。

 暑さ対策だけでなく、健康管理にも知恵を絞ってパートナーである大切な盲導犬を守っているユーザーから、私たちも学ばせてもらうことが沢山あります。

 人も犬も健康で安全に過ごせるよう、日本盲導犬協会では引き続き犬たちの健康管理を行っていくとともに、ユーザーにも注意喚起、アドバイスを行っていきます。

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