読売新聞で多和田 悟訓練士の半生 連載中!

2018年 6月 11日

ニュース

5月23日から、およそ1カ月間にわたって、読売新聞「時代の証言者~盲導犬の魔術師」で多和田理事が紹介されることとなりました。
視覚障害の方に向き合い、盲導犬との安全で快適な歩行を追求し続け44年。盲導犬の訓練士、歩行指導員として歩んできたその半生は、日本の盲導犬育成の歩みそのものといっても過言ではありません。盲導犬が今ほど世間に知られていない時代に、訓練所の門を叩き、迷い苦しみながらも道を切り開いてきた多和田訓練士。哲学的ともいえるその訓練法や仕事に対する情熱は、いったいどこから生まれてきたのか?生い立ちにもふれながら語られていきます。

今回は、新聞記事と連動して、多和田理事の訓練風景が映像でも公開されています!
8分間に渡る動画では、多和田訓練士が犬たちをどう観察し、何を教えようとしているか?わかりやすく訓練を解説しています。盲導犬訓練の基本を知ることはもちろん、ペットの躾にも通じる新たな発見があるかもしれません。新聞と合わせて、是非ご覧ください。
映像URL:

http://www.yomiuri.co.jp/stream/?ctg=38


※視覚障害の方で、この連載をPC・スマートフォン等で
読みたいという方は日本盲導犬協会まで
メールにてお問い合わせください。
メール:info@moudouken.net

公益財団法人日本盲導犬協会 常任理事
盲導犬育成管理 管理長 多和田 悟 訓練士
<プロフィール>
1952年、滋賀県出身。青山学院大学文学部神学科を中退し、1974年 日本盲導犬協会小金井訓練センターに入所。富山県支所を経て1982年から(財)関西盲導犬協会訓練部長に。1987年、映画やドラマになったクイールを訓練。1995年にはオーストラリア・クイーンズランドにある盲導犬協会にシニア・コーディネーターとして招かれる。帰国後、関西盲導犬協会シニア・コーディネーター、2004年から日本盲導犬協会盲導犬訓練士学校教務長、2012年協会理事に就任。国際盲導犬連盟のアセッサーとして世界各国の盲導犬施設を査察、国際の舞台でも活躍。