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公益財団法人日本盲導犬協会

パピーウォーカー

パピーウォーカーとは

パピーウォーカーは、盲導犬候補のパピー(子犬)を生後2か月齢から1歳前後までの約10か月間、家族の一員として迎え、人と一緒に安心して暮らすための関係づくりと家庭でのルールを教えていただくボランティアです。
この時期、パピーの「社会化」が重要なポイントとなります。電車や車の音、雨や雪、人混み、色々な場所へのおでかけ等、人間社会で起こるあらゆることが、パピーにとって多様な刺激を受け入れるための練習となります。パピーは家族とともに様々な経験や出会いをする中で、社会や家庭の中で暮らすためのルールを学んでいきます。その過程で、人間に対する親しみと信頼感が築かれ、将来目の見えない・見えにくい方との生活がスムーズに送れるようになるのです。
人間社会の中での良きパートナーとなれるように、スタッフの指導のもと、パピーたちに様々なことを教えていただきます。

現在、仙台訓練センターではパピーウォーカーを大募集しています!

パピーウォーカー

ウィークエンドパピーウォーカー(島根あさひ訓練センターでのみ募集)

週末にパピーを預かっていただくボランティアです。島根あさひ訓練センターでは、訓練生(受刑者)がパピーを育てる「島根あさひ盲導犬パピープロジェクト」を行っています。月曜日から金曜日までは訓練生がパピーを育てますが、週末は地域のボランティアにご協力をお願いしています。
このプロジェクトは、盲導犬の育成頭数の増加につながると同時に、訓練生が「役に立つ喜び」「信頼される喜び」「達成する喜び」を感じることで、訓練生の社会復帰の促進が期待されています。なお、ウィークエンドパピーウォーカーと訓練生が直接コンタクトを取ることはありませんが、1冊の「パピー手帳」に毎日欠かさずパピーの飼育状況を記録してお互いの連携を図っていきます。
※ウィークエンドパピーウォーカーの基本条件や詳細は【こちら】よりご確認ください。
※「島根あさひ盲導犬パピープロジェクト」の詳細は【こちら】をご覧ください。

パピーについて

盲導犬に向いている犬種は、主にラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバーです。従順で賢い・順応性が高い・人を誘導するのに適した大きさ・社会に受け入れられやすい優しい顔立ち等が特徴で、盲導犬として活躍しています。

パピーウォーカーの基本条件

①訓練センター近郊にお住まいで、移動手段として車をお持ちであること

訓練センターでの行事にご参加いただく際や、動物病院に通う際に車で移動する必要があります。また盲導犬になったら車に乗ることも多いので、車に乗る練習にもなります。
※訓練センターによって、申込可能な居住地を限定させていただいております。
●神奈川訓練センター
神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県にお住まいであり、訓練センターまで車で1時間程度の方
●仙台訓練センター
東北地方・新潟県にお住まいであり、訓練センターまで車で3時間半圏内の方
●富士ハーネス
静岡県・山梨県にお住まいであり、訓練センターまで車で2時間圏内の方
●島根あさひ訓練センター
中国5県にお住まいであり、訓練センターまで車で2時間圏内の方

②月1回、各訓練センターで開催されるレクチャーに参加できること

健康管理の仕方、遊びや散歩を通じたパピーとのコミュニケーションの取り方、家庭内でのマナーの教え方等、きめ細かくレクチャーいたします。パピーの状況を確認するため家庭訪問をさせていただく場合があります。

③室内飼育ができること

盲導犬は、目が見えない・見えにくい方と行動を共にします。必然的に室内で生活することが多くなるため、人とともに生活するマナー(指示があった時に排泄すること、室内で落ち着いて過ごすこと等)を教える必要があります。
通常は人が日中多くの時間を過ごす場所、例えばリビング等を、パピーが生活するスペースとしています。リビングにケージ[縦62㎝×横93㎝×高さ70㎝]を設置し、トイレスペース[85㎝四方]とパピーの運動用スペース(家具がないエリアが望ましいです)を確保していただきます(玄関等は不可)。

④パピーの世話・育成を中心に生活ができること

人とともに生活するマナーやコミュニケーションの取り方をパピーが身につけられるように、パピーの飼育に専念できることが必須になります。そのため、留守にする時間が多いご家庭にはパピーの飼育をお願いすることができません。
なお、パピーは生活リズムがまだできていません。在宅勤務等で仕事をされている場合、パピーの生活リズムなどの状況によって勤務時間の調整(減らす、時間帯を変える等)ができない方はお断りする場合がございます。

⑤パピーの育成に、家族全員で参加できること

パピーが正しいマナーを身につけるためには、家族全員の理解と協力が必要です。終始一貫した接し方を忍耐強く繰り返すことで、パピーが人との健全な関係を築くことができるのです。
小学校低学年以下のお子さんやご高齢の方がいるご家庭は、体力・精神的な負担面、安全面からパピーウォーカーとしての活動をお断りさせていただく場合があります(犬にとびつかれる・引っ張られることによる事故等のリスクが高くなります)。

申込時点で、パピーの主たる飼育者の年齢は65歳以下とさせていただきます。また、飼育に関わるご家族で、単独でパピーと接する66歳以上の方がいらっしゃる場合は申込前にご相談ください。
なお、70歳以上の方が単独でパピーの飼育に関わることはお断りしておりますので、ご了承ください。
また、単身でお住まいの方は不可とさせていただいております。

⑥現在、犬を飼育していないこと

すでに犬を飼育しているご家庭には、パピーの飼育をお願いできません。
パピーの飼育に十分なゆとりと時間を作っていただくこと、パピーの社会化に適切な環境を整えていただくことを目的にしているためです。
※猫等を飼育されている場合、パピーとの相性が合わなければ住み分け(別の部屋で飼育)が必要となる可能性があります。

⑦集合住宅にお住まいの方は管理側の承諾が得られていること

集合住宅の規定で犬の飼育が認められている場合でも、大型犬(体重20~30kg)の飼育は不可な場合もございます。住宅管理側の許可・承諾が無い場合は飼育をお願いすることはできませんので予めご確認ください。

⑧その他

パピーウォーキング中のフードや消耗品、日常の治療費(ワクチンや狂犬病注射等は除く)はパピーウォーカー負担となります。そのため、月々4,000~5,000円程度のご負担があることもご了承ください。

登録方法および子犬委託までの流れ

①登録申込書を協会へ郵送

登録申込書を郵送後は仮登録となり、ご家族皆さんとの面談ののちに本登録とさせていただきます。
※登録申込書を郵送いただいだいても、必ずしもパピーを委託できるとは限りません。予めご了承ください。
※登録申込書提出の際に、ご家族の写真を1枚お願いしています。
※登録申込書は、以下よりダウンロードください。
パピーウォーカー登録申込書

②説明会と面談

訓練センターにて開催される説明会(不定期開催)にご参加いただき、さらに細かなパピーウォーキングについての説明と簡単な面談を行います。希望者が多数いる場合は、説明会の案内までにお時間をいただく場合があります。
※訓練センターによって、仮登録後の流れは異なる場合があります。詳細は申込書登録後の各訓練センターからのご連絡(案内)をお待ちください。

パピー委託待機者として登録

説明会・面談等を受けた上で正式に登録を希望される方、かつ協会としてもパピーの委託が可能と判断した方は、パピー委託待機者として登録させていただきます。
委託日(パピーをお預けする日)までの期間は、出産状況やパピーウォーカーの待機状況等によって異なります。委託待機者としての登録後すぐにパピーをお預けできるとは限りませんのでご了承ください。
待機している間に、転居されたり、委託を受けられなくなったりした場合は、ご連絡ください。

④パピー委託のご連絡

委託日の約1か月前までには委託打診のご連絡をいたします。

⑤委託前準備

委託日までに、訓練センターにて、パピーを迎えるための準備や必要書類、約10か月間のパピーウォーキングについての説明等を行います。その際、ケージ等パピーとの生活に必要な犬具の一部も貸し出します。

⑥委託式(委託当日)

委託当日は、訓練センターにて委託式を行い、パピーをお預けします。必要書類作成の他、パピーとの接し方や遊び方・排泄の教え方等をレクチャーします。

※パピーウォーカー詳細・申込方法については以下よりご確認ください。
パピーウォーカー登録申込書

●パピーウォーカーに関するお問い合わせはお電話にて【最寄りの訓練センター】まで。

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