タッチメモの紹介(仙台訓練センターの自動販売機にて)
今回はタッチ式ボイスレコーダーの「タッチメモ」という便利グッズを紹介します

形はペン型で大きさは普通のペンを少し太くした感じのものです。全体は白色で両先が黒く、真ん中辺りに黒の押しボタンが3つ有ります。充電式なので持ち運ぶことが出来ます。使い方は簡単で、知りたいところに専用のシールを張って、ペン型の機械に向かって声を吹き込むだけ。後は、機械の先でシールを軽く触ると、内臓スピーカーから録音した音声を再生してくれます。専用シールは、1円玉サイズで見た目には数字が書いてあるだけですが、1枚1枚に特殊な印刷がされているそうで、物に貼りつけるタイプの物と衣類に縫い付けられるタイプの2種類あります。


さて、最近仙台訓練センターの自動販売機にこのタッチメモを取りつけました。自動販売機のジュース等のボタンの上に専用シールをそれぞれに貼りつけてあります。タッチメモは、自動販売機のわきにぶら下がっています。電源(電源以外の二つのボタンは押せないように隠してあります)を入れると、「ピロピロリーン♪」と音がしましたら準備完了。シールのどこかに触れるだけて、「ホットコーヒー。100円」等の音声が流れます。商品によって音声の内容は異なります。何度も録音・再生が可能なので、商品が季節ごとに入れ替わってもすぐに対応できます。シールには、触って分かる突起も有りますので、見えない。見えにくい方でも位置が分かるようになっています。
音声は、仙台職員の誰かの声で録音されています。誰の声で録音されているのでしょう?ぜひ、仙台に来て実際に触ってみて下さい。お菓子の商品になると声のテンションが少し上がっています(笑)。


このタッチメモは仙台訓練センターの自動販売機のような使い方の他に、似たような衣類や薬の判別、CDケースや書籍、書類、冷凍食品、食料品の判別などに使えると思います。食料品等は、賞味期限等を録音して貼りつけてもいいかと思います。その他に、ひもを通して使えるタグも付属していますので、そのタグの裏に数字の点字を貼っておけば、外出時に簡単なメモを順番に吹き込んで使うなどもできるのではないでしょうか。
詳しく知りたい方は、各センターのリハビリテーション事業部にお問い合わせ下さい。