このページの本文へ
以下は通常ブラウザ用のメインメニューです。
皆さんにお願いです。
盲導犬ユーザーが安全に歩くために、下記のことは決してしないでください。
声をかけたり、じっと前から見たり、口笛をならしたりしない。
食べ物を見せたり、あげたりしない。
盲導犬をなでたり、ハーネスを触ったりしない。
自分のペットと挨拶させようと近づけたりしない。
盲導犬に出会った時にまず最初にお願いしたいことは、そっと温かく見守っていただくことです。盲導犬が集中力を欠くと、安全に歩けなくなってしまいます。どうか後ろからそっと見守って、もし困っているようであればお手伝いをお願いします。
盲導犬には信号を判断することはできません。目の見えない・見えにくい人は、車の音や周りの様子などから安全を確認し、横断してもよいかを判断しています。そんな時に皆さんから「赤ですよ」「青になりましたよ」の一言があると、大きな安心につながります。
盲導犬ユーザーは目的地までの地図をイメージしながら、盲導犬に指示を出して歩いています。しかし時には曲がり角を間違えたり、昔の記憶と道が変わっていたりなど、迷うこともあります。もしも困っている様子を見かけたら、お手伝いの声をかけてください。
大切なことは、いきなり腕や肩にさわるのではなく、人に声をかけることです。盲導犬に声をかけるではありません。「何かお手伝いしましょうか」の一言から始まります。
どこかまで案内していただける時は、盲導犬ユーザーの手があいている側の半歩前に立ち、自分のひじか肩を軽くつかんでもらって、一緒に歩いてください。
「では歩きますよ」「止まります」「左に曲がります」「階段を上ります、下ります」などの情報を相手に伝えながら歩きましょう。
皆さんの温かい協力で目的についたら、黙って別れずに必ず声をかけましょう。「つきましたよ。ここまででよろしいですか?」「ではさようなら」など、自分がそこから立ち去ることを相手に伝わるよう、挨拶をしてください。
(Illustrated by 佐々木トオル)
今いる場所の様子や目的地までの行き方を説明してもらえるだけでもとても助かります。