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角を教える
段差を教える
障害物を教える
(1)角を教える、(2)段差を教える、(3)障害物を教える
この3つの基本的な仕事を組み合わせて、盲導犬の歩行が成り立っています。さらに、近くの目標物(ドアや改札など)まで誘導することもあります。
盲導犬はカーナビのように目的地まで連れて行ってくれると思う人もいらっしゃいますが、盲導犬に「コンビニまで」と言っても連れて行ってはくれません。盲導犬ユーザーは頭の中で目的地までの地図を描きながら盲導犬に指示を出します。例えば、2つめの角を左に曲がって、その次の交差点を渡ったところにある郵便局に行く時、盲導犬ユーザーは、盲導犬が教えてくれる角を確認しながら、目的地まで歩きます。もちろん、途中に放置自転車などの障害物や階段があれば、盲導犬が教えてくれます。
盲導犬との歩行について、ある盲導犬ユーザーは、こう表現しています。「目的地につくまでの苦労を半分、目的地についた時の喜びを2倍にしてくれるのが盲導犬です」と。