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2016年1月25日、10年に1度と言われる寒波が到来し、雪が降りしきる中、島根あさひ社会復帰促進センターにて、第7期島根あさひ盲導犬パピープロジェクト修了式が執り行われました。
第7期のパピーは全部で6頭。
35名の訓練生達が6班に分かれ、約10ヶ月間、同じ班の仲間や訓練士と一緒にパピーを育ててくださいました。
まずは、島根あさひ社会復帰促進センター長 高野照文様より、「このパピー育成プログラムを通して、命を育むことの喜び、他者と協力することの大切さ、大変さなど多くのことを学び、実感しているものと想います。このプログラムで学んだ貴重な経験を今後の人生に活かして下さい。」とご挨拶がありました。
訓練生代表の話では、「課題を達成するために班の全員で話し合い、達成した時は嬉しかった。
パピーに反抗期が来た時には、自らの反抗期を重ね、親の苦労を知ることが出来た。パピーたちに注いだ愛情が、多くの人に伝わることを心より願う」と、約10ヶ月の共同生活の中で感じた様々な想いが込められていました。
10か月の間にここまで大きく成長しました。
修了式後のパピーとのふれあいでは、式の最中は緊張した面持ちだった訓練生達が、涙ぐみながら頬を寄せたり、そっと抱きしめたり、優しく頭を撫でながら笑顔で「頑張れよ!」とパピー達にエールを送っていました。
6頭のパピー達は、これから島根あさひ訓練センターで盲導犬になるための訓練を受けます。
皆さまの暖かなご声援を、これからも宜しくお願い致します。