第10期島根あさひ盲導犬パピープロジェクト修了式:公益財団法人日本盲導犬協会公式ホームページ

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公益財団法人日本盲導犬協会

第10期島根あさひ盲導犬パピープロジェクト修了式

2019年1月21日。
島根あさひ社会復帰促進センターで第10期パピープロジェクトの修了式が執り行われました。

午前中はどんよりとしていた曇空も委託式が始まる前には
パピー達の門出を祝うように明るい日差しが差し込み始めました。
島根あさひ社会復帰促進センター 竹中樹センター長からの挨拶で修了式が始まります。

修了式であいさつする竹中センター長_320x426

「この経験を活かして社会更生に活かして欲しい」との激励を
訓練生たちは、真剣に受け止めている様子です。
その後、当協会の吉川専務理事よりプログラム修了証書が授与されます。

修了証書を手渡す吉川専務理事_320x436

訓練生の様子からは、達成感とパピーとの別れの時を実感しているのが分かります。
訓練生代表からの挨拶の中で
「10月での運動会では『仲間と協力してパピーと楽しく遊んでいるところをアピールする』という目標が達成できた事が嬉しかった」と言う内容が印象的でした。
運動会のプログラムの中に、訓練生とパピーを紹介する時間が設けられています。
そこは、盲導犬候補のパピーをPRすると同時に盲導犬育成事業の普及推進の時間でもあるのです。
「パピーの飼育を通して仲間との協調性、思いやる気持ちを醸成し社会復帰を促進する」という
パピー育成プログラムの意義を感じる挨拶でした。


いよいよパピーが協会へと戻されます。
かしこまった会場の雰囲気の中でパピー達は「いつもの様子とは違うな?」と思いながらも
シッポはフリフリです。
その一方で、訓練生たちは少し緊張ぎみ。
パピー達が1頭ずつ吉川専務理事へと引き渡されます。
委託が始まった10か月前、心もとなかったリードの持ち方も、すっかり頼もしくなっていました。

最後に吉川専務理事より
「訓練生の皆さんが繋いだ愛情のバトンは訓練士が責任を持って引き継ぎます」という挨拶をもって、修了式は閉式となりました。


閉式後、パピーとお別れの時間となります。
別れを惜しむ訓練生たちをじっと見つめるパピー


別れを惜しむ訓練生たち。パピーを抱きしめる

緊張も緩み実感が湧いてきたのか、涙ぐむ訓練生も多く
パピー達もなんとなく空気を察したのか
いつも以上に甘えたり、お腹を見せて遊びをねだったりしているようでした。

涙で目を腫らした訓練生から
「この子がこれから幸せに過ごせるように、どうか宜しくお願いします」と
力強い言葉をいただきました。

愛情のバトンはこれから訓練士が引き継ぎ
そしてやがては盲導犬ユーザーへと引き継がれていきます。


オアシス_   オッティ_   オット_
     

オハナ_   オリ_   オルティス_

(上段左から、オアシス、オッティ、オット、下段左から、オハナ、オリ、オルティス)

訓練生とウィークエンドパピーウォーカーにたくさんの愛情を注がれて育った
6頭のパピープロジェクト犬の訓練が始まっていきます。

これからも皆様の暖かい応援を宜しくお願い致します。

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