【被災地調査レポート】 宮城県東部(石巻~東松島)ルート:公益財団法人日本盲導犬協会公式ホームページ

読み上げブラウザ用メニュー

メインメニュー

このページの本文へ
以下は通常ブラウザ用のメインメニューです。


寄付・入会する

MENU

寄付・入会する

公益財団法人日本盲導犬協会

東日本大震災 視覚障害がい者 災害支援情報

【被災地調査レポート】 宮城県東部(石巻~東松島)ルート

2011年03月27日

3月26日、東北自動車道を利用して石巻方面へ調査に出発。

◆石巻の様子
海岸から離れているところは、道路に砂がすこしある程度で、建物の崩れもなく特に被害は見られなかった。内陸部はガソリンスタンドも開いており並んでいる台数は少ない。大手スーパーや電気店も開いていた。ただ中心部に近づくにつれて土砂の量が増えて、建物についている海水跡からも津波による浸水が深かった様子がわかった。また信号機もついていない状態。

石巻駅より海側は特にひどく、商店街では一階部分が完全に壊れているところや、信号機が倒れているところ、大きな船が流されているなどがあった。また、道路はまだ冠水しているところもあり、海から続く道は津波の通り道となったようで壊滅的な被害のところもあった。

石巻市内の様子

タクシーも土砂に埋まっている


倒れかかる信号機

流されてきた家財が道端に置かれている

・石巻市 Hさん(在宅生活訓練利用者)宅訪問
自宅は流されていなかったが、床上浸水をした模様である。自宅に声をかけるが応答なし、施錠されていなかった。住宅前の道路は水に浸かった家財道具が山積みとなっていた。近くの避難所を訪問し確認することにした。

津波により浸水した家屋

流されてきた家財が道端に置かれている

・住吉中学校 Hさん宅近くの避難所
Hさんの安否を確認するも不明。目の見えない方は把握していない。名簿を確認してもらうが、随時更新されているため以前はいたかもしれないが不明。医務室ならと聞き確認するが、看護師は変わったばかりで情報はつかめず。続いて職員室に訪問するが情報は得られず。
掲示板に「視覚障害者災害支援対策本部」のちらしを掲示。避難所受付担当者にも渡して対象の方が入ってきたら紹介するように依頼をした。自衛隊がはいって給水をしていた。

住吉中学校に来ていた次得体の給水車

担当コーディネーターが避難所にチラシを貼りつけます

・13時過ぎ 石巻市役所
建物の一部壁が落ちているが、機能はしている。市役所内も一部避難所になっている。
障害福祉課で現在の状況を確認。上がってきた問題には個別対応をしているが、現時点で視覚障害者についての情報は収集できていない。透析患者向けにはバスを出しているがそれ以上はできていない。

掲示板に「視覚障害者災害支援対策本部」のちらしを掲示。福祉課担当者にも渡して対象の方が入ってきたら紹介するように、また医療関係スタッフにも伝えてもらうように依頼をした。
災害FMでメッセージを流せるという掲示を見つけたので、窓口で依頼。是非流しますということであった。その際福祉課の職員も依頼しにきていた。これは夕方のラジオでさっそく流れていることを確認。

NPO団体がバザーを実施

市役所の脇でNPO団体がバザーを実施。
市役所での話を終えて30分もすると売り切れで終了していた。
まだ必要な物資は入ってない部分も。

・短期リハ利用者 Eさん宅訪問
自宅は流されておらず、床下浸水の模様。自宅に声をかけるが応答はなし。近くの避難所を確認することする。

・中里小学校 Eさん近くの避難所
受付で確認をするが、視覚障害者についての情報はないということ。職員室で聞いてほしいということで確認した。最初はそういう情報はないということであったが、名前をだしたところ、在室した先生がたまたま近所で知っており、その人は親せき宅に避難したということ。
「視覚障害者災害支援対策本部」のちらしを避難所受付担当者にも渡して対象の方が入ってきたら紹介するように依頼をした。

・短期リハ利用者 Sさん宅訪問
住所をカーナビにセットして訪問。海に近い川沿いであり、かなり被災している地域で自宅については無くなっている様子であった。

瓦礫が街を覆い尽くす

リハ参加者の自宅付近も壊滅的な被害

◆東松島の様子
海沿いは通らず、海からかなり離れているところを通ったが土砂は道まできている。海から道路まで田んぼが続いており民家はほとんどなく、かなり奥まで波がきていた。ただ船ではなく流出した材木が多かった。また防風林の松がかなり根っこごと抜けて流れ着いていた。かなりの量の松が流れ着いていた。

津波の被害が甚大な東松島

防風林の松も流出

・15時30分 東松島市役所
障害福祉担当に視覚障害者の状況に聞くが把握できていないということであった。ただその後保健師がつかんだ情報で避難所にいる視覚障害者の対応で困っているという情報があるということで、そういうことにも対応しますよと話をし、保健師に連絡をとってもらい避難所の場所を聞いた。
掲示板に「視覚障害者災害支援対策本部」のちらしを掲示。避難所受付担当者にも渡して対象の方が入ってきたら紹介するように依頼をした。

・16時過ぎ 鳴瀬第一中学校 避難所
視覚障害者がいるということで訪問。本部で確認するとすぐに本人に合わせてくれた。代筆・代読をしてくれる人がいない。対面朗読をしてほしい。掲示板を読んでほしい。新聞を読んでほしいということだった。被災直後は2階にいて、下の降りてきたところで波にさらわれた。白杖だけは握っていて大変便利だと話をしていた。親せきは宮城県の北の方におり連絡はとっているということ。ただガソリンがないためこないということであった。本人は元気そうで。ここにいれば食事もトイレもあるので安心。ラジオは避難所からもらっているということであったが、自分のものはないようであったので一台渡した。

ご本人は日盲連の会員で、県視協等には仙台へ行く人に安否を伝えてもらうよう頼んだり、テレビのインタビューを受けたりして積極的に動いているようであった。
「視覚障害者災害支援対策本部」の掲示を避難所受付担当者にも渡して対象の方が入ってきたら紹介するように依頼をした。また避難所で、誘導や説明の仕方がわからなければ、そういう支援も行うということを伝えた。

東松島の避難所で視覚障がい者を訪問

ページの内容終わり

ページのトップへ戻る

このページの関連メニュー

ページの見え方を切り替えるメニュー

ページのトップへ戻る
ページのトップへ戻る
SSL GMOグローバルサインのサイトシール 個人情報は「SSL」により保護しております。