第40回短期リハビリテーション
平成26年2月17日から22日まで、第40回短期リハビリテーションを行いました。参加者は4名。男性2名、女性2名でした。
初日は大雪に見舞われ、予定よりも1日遅らせて、5泊6日のプログラムとなりました。1日分短くなってしまいましたが、最終日の終了時間を少し伸ばして、できるだけ訓練を行いました。積雪のため、特に歩行訓練は満足にできず、予定変更を余儀なくされる場面もありましたが、バスや電車の乗り降りの時の白杖の使い方、電子レンジを使った調理、見えない・見えにくい中で確認をするための方法など、参加者の皆さんは懸命に訓練に取り組みました。途中、「せんだいメディアテーク」に出かけて音声解説付き映画を上映してもらい、映画を楽しんだり、そこでちょうど行われていた展示会でスポーツ選手の手形・足形の立体コピーを触ったりということもありました。歩道に雪が残る中、盲導犬との歩行を体験し、自分には遠い存在だった盲導犬を身近に感じ、盲導犬と歩くという生活もあるかもしれないと考え始めた方もいらっしゃいました。
毎日空模様とにらめっこをしながら、雪が降っている、雪がやんだ、太陽が顔を出したなどお天気に一喜一憂した1週間でしたが、無事に最終日を迎えることができました。いつもよりも少し短い短期リハでしたが、参加者の皆さんはそれぞれに、自信をつけたり、新しい目標を見つけたりすることができたとおっしゃっていました。
(左)館内での白杖歩行訓練
(右)調理訓練。手の幅を使って真ん中を測ります
見えない、見えにくくて困っているけど何ができるか分からない、1度短期リハを受けてみたいと思われる方は、当協会までご連絡ください。