パピーウォーカー「心のケア」中間報告:公益財団法人日本盲導犬協会公式ホームページ

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公益財団法人日本盲導犬協会

パピーウォーカー「心のケア」中間報告

2006年度パピーウォーカー「心のケア事業」に関する中間報告

2005年3月から2006年6月にかけてパピーウォーカー(以下、PWとする)を対象に、5家族に聞き取り調査と、39家族に調査紙によるアンケート調査を実施しました。

その結果、5家族への聞き取り調査では、PW犬との別れについて心理的負担があるものの、全ての家族が、PWをしたことで家族間の関係性や子どもの教育に良い影響があったと感じていることが明らかになりました。また、盲導犬候補犬にとってのPW家族での環境が、盲導犬になる率に影響する可能性が考えられます。さらに、PW犬が繁殖犬などキャリアチェンジ(以下、CCとする)犬となった場合、PWから飼育ボランティアに転換することが多く、PWの継続性が課題であることが浮き彫りになりました。
続いて39家族への質問紙によるアンケート結果の集計から、次のようなことがわかりました。PW家族の構成は、約9割が子どもと同居しており、そのうち約半数が4人家族で、PWになる動機としては、社会貢献への意欲をあげた方が約半数でした。

PW犬の入所に際しては複数回答で、「達成感」などポジティブな感覚が37件、「寂しさ」などネガティブな感覚が17件を含め、ほぼ全員に心理的な影響が見られますが、そのほとんどは自然な別離反応の範囲であることがわかりました。
なお、PW家族の多くはPW犬が盲導犬になることを期待していますが、半数以上の家族ではPW犬がCC犬となった場合には引き取りたい気持ちを持っていることがわかりました。
一般的にPWについてはPW犬との別れが強調される傾向の中、今回の調査結果からは、PWには別れに際しての心理・身体面への影響が少なからずあり、加えて経済的な負担も無いとは言えませんが、大多数のPW家庭は、PWの経験から得るものが多いと感じていることが明確になりました。これらの結果は、協会がPWへのサポート及びケアの体制を具体化するための基礎になると考えられ、新規PWの獲得と、既存のPWの長期継続を促すためにも有用であると考えます。ただ、PWが盲導犬育成率に与える影響性については、今回の調査で明らかになるにはいたりませんでした。
なお、協会としてPWに対してより良いサポートを行っていくために、今後も更なる調査研究が必要であると考えております。最後になりましたが、ご協力くださいました方々にこの場を借りて深く感謝申し上げます。
調査報告書全文の閲覧をご希望の場合は、下記までお問合せください。

日本盲導犬協会 東京本部 運営企画室 TEL03-5452-1266

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