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本文 中期7カ年計画
愚直に、一途に、障がい者のために、新たなステージへ
 
財団法人日本盲導犬協会 副理事長
新中期計画検討委員会座長
黒光 庸恭

日本における盲導犬育成事業は、約半世紀の歴史があるものの、まだ充分に視覚障がい者のニーズに応える体制が整っているとは言いがたいのが現状です。私たちは、過去の自転車操業的な運営体質からの脱却を目指して、平成16年度から積極的な中期計画を作成、実行し、同時に内部的な改革をも進めながら、平成20年度には「50頭育成体制」が実現できました。
誰も達成したことのなかった「夢の50頭」。その実現に力を貸してくださった方々への感謝の念と充実感をかみしめています。しかしながら、それでもなお、たくさんの目の不自由な人が盲導犬を待っている現状から目を背けることはできません。

新たなステージに向かうにあたり、私たちはどのような歩みを進めていくべきなのか。私たちは、平成18年11月に検討委員会を発足させ、議論を進めてきました。議論にあたっては、現実に妥協せず、高い志を持って理想を描くことを大切にしました。合計18回にも及ぶ委員会開催を経てできあがったのが、新しい「中期7カ年計画-骨太の方針-」です。
計画では、2つの柱を掲げました。

1つ目は、「徳のある協会づくり」です。「徳のある協会」とは何でしょう。きちんと実績を挙げ約束を果たすこと。何事にも真面目に取り組むこと。愚直に一途に「障がい者のために」を価値判断の基準におくこと。そして役職員一人ひとりが「自分に厳しく」を念頭におくこと。施策は今後具体化させていきますが、「徳のある協会」とは、職員1人1人の姿勢から自ずと創られていくものだと思います。

2つ目は、「待機者ゼロ」。盲導犬を希望する人が、何年も待つことなく、希望してから1年以内に盲導犬との生活を始められるようにすることです。その実現のために、人的、財政的、また組織運営や業務遂行の面など、色々な面から体制を整えなくてはなりません。

私たちは、我が国でも最高レベルの公益法人を目指して、役職員の力を結集させ、新たなステージに向かっていきます。

詳しくは、下の図をクリックしてください
盲導犬待機者 Zero Way構想



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