9月27日、神奈川訓練センターでは慰霊式が行われました。昨年9月から今年8月までの1年間に亡くなった犬たちを送るために、盲導犬ユーザーやボランティア、役職員を含め総勢140名程が集まりました。 会場には亡くなった盲導犬の引退犬や繁殖犬、パピーなどの写真とともに、思い出を綴ったメッセージが飾られました。ボランティアの奏でる優しく切ないハープの音色の中、みなで思い出を語り合い、在りし日の姿に思いをはせました。 たくさんの人と出逢い支えられ、たくさんの愛情を注がれた犬たちの一生でした。一緒に過ごした人たちから寄せられた、思いの詰まったメッセージに涙し、おちゃめなエピソードにはみなで思わず泣き笑い。「送る言葉」とともに祭壇は色とりどりの献花で埋められました。 08年12月21日に亡くなったマロンの元盲導犬ユーザーからのメッセージを紹介します。 「あなたがくれた物」 嬉しい気持ち、あったかい気持ち。 切ない気持ち、強い気持ち、感謝の気持ち。 泣いたり笑ったり。 共に歩いた命の道を、私は忘れない。 パートナーとともに歩き、楽しい時もつらい時もいつも一緒だった、あの頃。盲導犬ユーザーの心に残るさまざまな思い出と感謝の気持ちは、別々の道を歩みだしてからも消えることはありません。 旅立っていった犬たちにも、感謝とねぎらいのメッセージが届いたことでしょう。慰霊式は和やかな中にも厳かに終了しました。